効率的ポートフォリオ報告(2021年12月16日)
2021年12月15日時点の効率的ポートフォリオを報告します。ここ半月でインデックス型投資信託のパフォーマンスは大きく変化しました。それまでリターン上位を占めていた米国株式やREITを基準にしたインデックス型投資信託のリターンが低下してマイナスに転じました。結果として、債権インデックス型投資信託が上位を占めました。
直近1年のリターンを見ると殆どの投資信託がプラスでしたが、直近1ヶ月のリターンでは数銘柄だけがプラスのリターンを示しています。直近一ヶ月のリターン上位5銘柄の内4銘柄が債権インデックス型投資信託でした。特に、原油高などを背景にした物価上昇を反映して物価連動型の国内債券インデックス投信が上位に入りました。このサイトが注目している三菱UFJ国際投信(株)が運用しているeMAXISシリーズには物価連動型の海外債券インデックス投信は含まれていませんが、もし含まれているとリターン上位に入っている事が予想できます。
このサイトに掲載しているバフェット指数のグラフを見ると現時点では株価(時価総額合計)が基準になる名目GDP から上方へ大きく乖離しています。直近数ヶ月を見るとその乖離の拡大は頭打ちの傾向を示しています。約10年続いたこの乖離拡大が縮小に転じるタイミングは近いかもしれません。今月末にバフェット指数のグラフを更新する予定ですが、この乖離がどう変化したか注目です。
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