効率的ポートフォリオ報告（2022年3月1日）

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2月24日に始まったロシアのウクライナ侵略の影響が金融市場にも現れています。ウクライナ侵略以前から原油価格を始めとしたコモディティ価格の上昇が目立っていましたが、今回の侵略に伴う対抗策としてロシアの銀行がSWIFT（ベルギーに本部を置く国際的な金融情報のコミュニケーションサービス機関）から除外されました。その結果、ロシアが国際貿易の決済手段が無くなると思われるので、原油の国際取引に大きな影響が出そうです。加えてロシアは小麦の主要輸出国ですしウクライナも小麦とトウモロコシの主要輸出国です。したがって、エネルギー市場に合わせて穀物市場も大きな負の影響が出そうです。これらを背景としてコモディティ価格の上昇が続くかもしれません。

直近のインデックス型投資信託のパフォーマンスを見ると、コモディティ関連と海外REIT関連のインデックス型投資信託が安定して高いパフォーマンスを示しています。直近一ヶ月ではドローンと宇宙開発に関連した投資信託のパフォーマンスが上がっていますが、事によるとウクライナ侵略に伴う軍事的な需要の増加が期待されている事を反映したものかもしれません。

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