効率的ポートフォリオ報告(2023年1月16日)
2023年1月15日時点の投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今回から今までも報告していたノーロードのインデックス型投資信託(三菱UFJ 国際投信が運用するeMAXISシリーズ、バランス型とSlimシリーズを除く)に加えて、東京証券取引所の業種別株価指数(TOPIX-17シリーズ)を基準にした上場投信(野村アセットマネジメントが運用するNEXT FUNDSシリーズ中の17銘柄)を使った効率的ポートフォリオを報告します。
先日アメリカの消費者物価指数が公表されましたがインフレーションが減速する気配が見えて、連邦準備銀行の政策金利の上昇が収まることが連想されてハイテク系企業の株価の上昇が見られました。同時に為替レートがドル高からドル安へ方向転換しました。一方、日本でも日本銀行の金融政策が変更され政策金利が上昇する気配が見られ銀行株の上昇が目立ちます。
1.TOPIX-17シリーズETF(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
東京証券取引所の業種別株価で直近一ヶ月のリターンがプラスになったのは3業種に限られました。中でも銀行業のリターンの高さが際立っています。12月に実施された日銀金融政策決定会合で長期金利の変動幅拡大が決定されましたが、これが実質的な金利上昇とみなされ銀行業の収益が改善する見込みとなって株価が大きく上昇しました。4月に日本銀行総裁が交代することに合わせて金融政策も変更されることが予想されますが、それが銀行業の株価にプラスに働くかが注目です。
2.eMXAISシリーズ(+米ドル、ゴールド、高配当投資信託)を使った効率的ポートフォリオ
直近一ヶ月のeMAXISシリーズではNeoシリーズのフィンテックが高いリターンを示しました。一時はリターンがプラスになったのがeMAXISシリーズ全体でも数銘柄でしたが、最近はリターンがプラスの銘柄数は増えてきました。2022年は国内外共に株価を始めとして 債権もRIETも低迷しましたが、2023年はインデックス型投資信託のリターンが反転するかが注目です。
3.主要なインデックス型投資信託(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
主要なインデックス型投資信託の中では新興国関連の銘柄がリターンがプラスになっています。これは為替レートの変化が影響しているかもしれません。
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