効率的ポートフォリオ報告（2023年2月1日）

2023年1月31日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。直近一ヶ月で大きく金融市場が変動して、リターン上位の銘柄が入れ替わりました。アメリカのインフレーションが峠を超えた気配があり、長期金利が低下してきました。今日予定されているアメリカ連邦準備銀行の公開市場操作委員会の結果公表で政策金利の上昇幅が注目されます。

１．eMAXISシリーズ（＋米ドル、高配当株式、ゴールド）を使った効率的ポートフォリオ

直近の一ヶ月はアメリカの長期金利の低下を反映してアメリカのハイテク系の業界に特化した投資信託（eMAXIS Neoシリーズの一部）のリターンが非常に高くなっています。これは直近四半期から一年の傾向と大きくかけ離れた結果です。現在、景気後退が懸念されていますが、このハイテク系投資信託の一部の高いリターンが今後も継続するか注目です。

２．主要なインデックス型投資信託（＋米ドル）を使った効率的ポートフォリオ

対象の投資信託：日経２２５、TOPIX、JPX日経４００、国内債券、国内REIT、
先進国株式、先進国債券、先進国REIT、新興国株式、新興国債券、新興国REIT、米ドル

３．NEXT FUNDS TOPIX-17シリーズを使った効率的ポートフォリオ

東京証券取引所の17業種別株価指数を基準にした投資信託でも直近一ヶ月で大きな変化が置きました。これまでリターン上位にいた銀行と商社・卸売の二セクターが外れました。一方で鉄鋼・非鉄セクターは直近一年を通してリターン上位に残っています。それ以外は直近一ヶ月とそれ以前とでは共通するセクターがほとんど見当たりません。直近一ヶ月で上位に来たセクターが継続して高いリターンを示すか注目です。