効率的ポートフォリオ報告(2023年2月15日)
2023年2月14日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。アメリカの昨年12月までの消費者物価指数はインフレーションの沈静化を示していました。これを受けて政策金利上昇の終了が期待されてアメリカの株価が上昇していました。しかし、1月のアメリカの消費者物価が公表されるとインフレーションが根強いことが確認され、労働市場も相変わらず強いことも加わって政策金利上昇が長引くと予想されています。
1.ノーロードのインデックス型投資信託(eMAXISシリーズ+米ドル、ゴールド、高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
直近の1ヶ月では米国ハイテック系の業種に特化したeMAXIS_Neoシリーズの中に高いリターンを示す銘柄があります。ただし、1月のアメリカの消費者物価指数が報告されましたがインフレーションが収まる期待が裏切られために政策金利上昇が終了する可能性が下がりました。その結果としてeMAXIS_Neoシリーズの基準価格の上昇も今後しばらくはブレーキが掛かるかもしれません。
2.業種別株価指数(TOPIX-17シリーズ+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
日経平均やTOPIX等の東京証券取引所全体の株価指数は直近一年では方向性が見えないまま二、三ヶ月のサイクルで上下を繰り返していますが、業種によっては直近の三ヶ月で基準価額が高い上昇を示しています。特に鉄鋼・非鉄と商社・卸売の2セクターが安定してリターン上位に来ています。
3.主要なインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオ
直近一ヶ月では多くの銘柄がプラスのリターンを示すようになりました。アメリカのインフレーションや労働市場が予想以上に強いこと等や日本銀行総裁の交代に伴う金融政策変更の可能性などの懸念が残るなかで、このまま投資信託の基準価額の上昇が続くか注目する必要があります。
このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。