効率的ポートフォリオ報告(2023年5月27日)

今回から効率的ポートフォリオ報告の頻度を従来の月二回から毎週末へ変更する予定です。今回は変更の第一回になります。今年に入ってアメリカ株より日本株の方がパフォーマンスが良く見えますが、最近ではアメリカのハイテク系業種(eMAXIS Neoシリーズ)のパフォーマンスの良さが目立ちます。ただ、アメリカ経済は債務上限問題、旺盛な労働需要と頑固なインフレーション、景気悪化の懸念などが見えて、先行きの不透明さが気懸かりです。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、日米高配当株式、ゴールド)を使った効率的ポートフォリオ

直近一年を通してeMAXISシリーズ(ノーロードのインデックス型投資信託)を見ると「ヴァーチャル・リアリティ(VR)」、「NASDAQ100」、「日経平均225」の3銘柄が一貫して高いパフォーマンスを示しています。直近一ヶ月で高いパフォーマンスを示している「ナノテクノロジー」、「自動運転」、「コミュニケーションDX」の3銘柄は直近一ヶ月では高いパフォーマンスを示しています。しかし一年を通して見るとアップ・ダウンを繰り返しており、たまたま最近上昇傾向が見られることが下のグラフから分かります。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズ(業種別上場投資信託、ETF)を使った効率的ポートフォリオの中では「電機・精密」、「機械」、「商社・卸売」の3銘柄が一年を通して高いパフォーマンスを示しています。この3銘柄を含む直近一ヶ月で高いパフォーマンスを示している6銘柄の内、「米ドル」を除いた5銘柄は今年に入ってから高いパフォーマンスを継続していることが下のグラフから分かります。

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