効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2023年7月29日)

2023年7月29日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週は日米欧の中央銀行において金融政策決定会合が開催されました。その結果、米欧で政策金利を上昇させることが決定され、日本も金利操作の制限が緩められました(実質的には金利の上昇を今までより容認することになります)。インフレーションの上昇が緩やかになる一方で、景気悪化の懸念が後退しました。ただ、労働市場で人手不足が継続していることが懸念材料として残りました。経済全体としては状況は悪くないようです。8月以降の株価指数の動向に注目です。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

ノーロード型のインデックス型投資信託(eMAXISシリーズ)を使った効率的ポートフォリオで直近一ヶ月のリターン上位の銘柄の内、「水素エコノミー」、「EV」、「フィンテック」、「欧州リート」、「自動運転」の5銘柄が先週と同じで、「ドローン」が抜けて「遺伝子工学」が新たに上位入りしました。

2.TOPIX-17(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

業種別のETF(上場型投資信託、TOPIX-17シリーズ)を使った効率的ポートフォリオでも直近一ヶ月でのリターン上位には「銀行」、「エネルギー資源」、「鉄鋼・非鉄」、「金融(除く銀行)」、「小売」の5銘柄は先週と同じで、「米ドル」が抜けて「電機・精密」が新たに上位に入りしました。ただ、一ヶ月でリターンがプラスだったのは最上位の4銘柄だけでした。

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