バフェット指数報告(2023年第2四半期)

2023年8月15日に日本の2023年第2四半期のGDPが公表されました。このデータを元に日本のバフェット指数を更新しました。2023年の第2四半期ではGDPが名目で12.0%、実質で6.0%上昇しました。インフレーションの関係で名目GDPの方が実質GDPより大きく上昇しました。当該第2四半期では東証時価総額合計も同程度の上昇を示しました。結果として東証時価総額合計の四半期平均と名目GDPからの期待値との比は約1.7で安定しています。インフレーションは沈静化しつつあるように見えますが今後も物価が下落すること(デフレーション)はなさそうです。しばらくはインフレーション対策として株式を購入することも必要になるかもしれません。

四半期日本の名目GDP
(赤線、左目盛り)
東証時価総額合計
四半期平均(青線、右目盛り)
東証時価総額合計
期待値(赤線、右目盛り)
東証時価総額合計
四半期平均÷期待値
2021年第1四半期548.7719.6404.71.778
第2四半期551.8735.5409.01.798
第3四半期548.4747.4404.41.848
第4四半期552.1749.5409.41.831
2022年第1四半期553.7717.8411.71.744
第2四半期559.4708.5419.51.689
第3四半期554.7716.9413.01.736
第4四半期561.3723.8422.21.714
2023年第1四半期574.2739.8440.31.680
第2四半期590.7795.9464.11.715
(7月)期間中855.6未推定未推定
名目(nominal)GDP:(季節調整済み、年率)兆円、東証時価総額合計(月末値、四半期平均):兆円

このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。