効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年5月18日)
2024年5月18日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週はアメリカで消費者物価指数(CPI)が公表されました。相変わらずインフレーションは続いていますが、証券市場が予想していた範囲でサプライズはありませんでした。一方で景気悪化の懸念から政策金利の低下が予想され始めました。今週のアメリカ株価は上昇しています。一方で、日本の株価はこの半月ほどは一進一退が続いています。
1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
eMAXISシリーズの銘柄で直近半月と一ヶ月でリターン上位にランクされた銘柄は珍しく全く同じでした。eMAXSI Neoシリースの4銘柄(「クリーンテック」、「EV」、「ロボット」、「遺伝子工学」)とリートをベンチマークにした2銘柄です(「欧州リート」、「豪州リート」)。株価指数をベンチマークにした銘柄が無いのは、今後の株価に不安を感じさせる結果です。
2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
TOPIX-17シリーズで直近半月と一ヶ月の両方でリターン上位にランクされたのは3銘柄でした(「機械」、「情報通信・サービス他」、「電機・精密」)。それ以上に気になるのが直近半月でリターンがマイナスになった銘柄が増えていることです。日本の株価指数が最近半月は一進一退を繰り返しているので当然の結果ですが、今後が気になります。
3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ
サイト・マネージャーが保有するポートフォリオに変更はありません。ただ、直近半月と一ヶ月のリターンでマイナスを示す銘柄が日本株式の中に出てきました。2024年第1四半期のバフェット指数の報告ページに書きましたが、最近の日本の株価はかなり高いレベルに達しています。今後は日本株の銘柄を売却することを検討するようになるかもしれません。
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