効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年6月8日)

2024年6月8日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。最近の欧米ではインフレーションの懸念が低下する一方で景気後退の気配が見え始めて、株価に影を落とし始めたように見えます。欧米の中央銀行も金融政策を引き締め(利上げ)から緩和(利下げ)へ変更する意見が出始めています。為替レートへの変動も含めて今後の経済動向の変化に注意が必要です。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

直近半月と一ヶ月で安定してリターン上位にランクされているのは、eMAXIS Neoシリーズを除くと「欧州リート」だけです。なかなかeMAXISシリーズで購入の対象になりそうな銘柄は現れません。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズで直近半月と一ヶ月でリターン上位にランクされているのは「金融(除く銀行)」、「銀行」、「情報通信・サービス他」の3銘柄です。しかし、利下げが始まると金融関係の業績にマイナスの影響がありそうです。「情報通信・サービス他」はアメリカのNVIDIAの株価上昇が反映しているかもしれません。いずれにしても今後も安定して株価が上昇するかは難しいかもしれません。

3.サイト・マネージャーが保有する投資信託

今週はTOPIX-17シリーズの「自動車・輸送機」銘柄を売却しました。その結果、資産運用資金の84%を投資信託に投資にしており、残りは預り金/MRFです(前回の報告で集計漏れがありましたので結果に矛盾があります)。今週も直近半月と一ヶ月のリターンで「機械」、「商社・卸売」、「日本高配当株式」、「コモディティ」、「ゴールド」がマイナスになっており来週に売却を検討するかもしれません。代わりに購入する銘柄を見つけるのは難しそうです

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