効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年6月29日)
2024年6月29日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週は米国NVIDIA社の株価が下落から上昇へ反転したことを受けて日米の株価が上昇しました。またアメリカの景気悪化を示す経済データが公表されたことで政策金利が下げられるとの見方が浮上したことも追い風になったようです。現状はAI関連企業の数社に限った株価上昇や金利低下の期待で株式指数が上昇して、今後の株価変動に投資から投機への怪しい気配を感じます。
1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
直近半月と一ヶ月のリターンで上位にランクされた銘柄ではアメリカ株式と新興国株式をベンチマークにした銘柄(「NASDAQ100」、「NYダウ」、「S&P500」、「全米株式」、「インド株式」、「新興国株式」、「日経アジア300」)が目立ちました。特に「インド株式」はリスク(標準偏差)が大きく縮小して最近では安定して株価指数が上昇しているようです。
2.TOPIX-17シリース(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
TOPIX-17シリーズの銘柄の中では、継続して「情報通信・サービス他」が直近半月と一ヶ月では良いパフォーマンスを示しています。一時期パフォーマンスが低迷していた「銀行」と「金融(除く銀行)」も良いパフォーマンスを示しています。日本銀行が政策金利を上昇させることが期待されているのかもしれません。
3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ
今週はアメリカの株式指数をベンチマークにする銘柄を購入しました。購入したのは「S&P500」と「全米株式」です。これで運用資金の約76%を投資信託で運用し、残りは預り金/MRFです。投資信託の内、約36%が日本株式をベンチマークにした投資信託で、残りは先進国株式やコモディティ関連の銘柄です。最近の円安の影響で国内から海外へ比重を移しています。一時期マイナスのリターンを示していた「銀行」や「金融(除く銀行)」も回復して良いパフォーマンスを示しています。
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