効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2025年12月20日)
2025年12月20日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。先週から今週にかけて日米欧の金融政策決定会合が相次いで開催されました。政策金利について、アメリカは下げる、日本は上げる、EUは据え置く事に決定しました。いずれも事前に予想されていた結果でした。ただしアメリカでは3票の反対が出され今後の経済見通し不透明感が出たかもしれません。一方で日本は植田総裁が利上げの継続を示唆しました。そのせいか日米の株価は週前半は下落し、その後は上昇(回復)しました。今後、株式市場が落ち着くか注目です。
1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
直近の半月と一ヶ月の両方でリターン上位にランクされたのは3銘柄(「クリーン・テック」、「VR」、「遺伝子工学」)でした。「VR」だけが先週から引き続いてランクされています。先週に続いて今週も、直近半月から一年まで少数のリート銘柄を除き「日経半導体株」とeMAXIS Neoのハイテク系の銘柄がリターン上位に並んでいます。
2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
直近の半月と一ヶ月で両期間ともにリターンが上位にランクされたのは4銘柄(「自働車・輸送機」、「金融(除く銀行)」、「不動産」、「建設・資材」)でした。先週に続いてランクされた銘柄はありません。
3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ
今週は投資信託の売買はありませんでした。保有する7銘柄の中で基準価額が直近の最高値から5%以上下落した銘柄は3銘柄(「機械」▲8.8%、「日経半導体株」▲8.0%、「鉄鋼・非鉄」▲6.6%)でした。先週はリストされる銘柄がなかったので株式市場の不透明が反映される形になりました。現在、保有する銘柄について来週は基準価額の変動によって売却も買い増しも両方の可能性があります。
4.備考・追記
4−1.このサイトの運用方針は次の通りです。
| インデックス型投資信託を使いリスク(日次変動率の標準偏差)と政治経済状況を考慮して順張りで高いリターン(日次変動率の平均値)を追求します |
| 1.全運用資産を20程度の単位に分割してそれぞれを独立した単位として資産運用します。ただし、複数の単位が同じ銘柄を保有することがあります。 |
| 2.保有する銘柄が値下がりしていなくても、他にパフォーマンスの高い銘柄があれば銘柄を入れ替えて運用効率を上げます。 |
| 3.銘柄の保有期間の目安は三ヶ月から半年です。ただし、状況により購入から一ヶ月以内に売却する場合も一年以上保有する場合もあります。 |
| 4.直近の最高値から5〜10%値下りしたら当該銘柄の売却を検討します。ただし、機械的に売却することはしません。 |
| 5.預り金・MRFの代替として債権主体のバランス型投信銘柄を使います。(例:eMAXISシリーズの「マイ・ゴールキーパー」、「マイ・ディフェンダー」) |
4−2.アメリカのバフェット指数について新しい資料をアップロードしました。興味のある方はご覧ください。まだリサーチは継続していますから、コメントやメッセージは大歓迎です。(https://has4er.tokyo/us-site/us_buffett_indicator_05012025)日本のバフェット指数について資料を作成中です。完了したらこのサイトにアップロードする予定です。
4−3.このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。

