効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2025年12月27日)

2025年12月27日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。2025年最後のリポートになります。今年1月にアメリカのトランプ大統領が就任し「トランプ関税」が発動されて今年前半は大きく世界経済が揺さぶられました。トランプ大統領自身は対中国・ロシアを念頭に置いていたかもしれませんが両国への直接的な影響は見えません。一方で、同盟国を含めたそれ以外の国々にも大きな影響があり、日本も巻き込まれました。日米の株価は「トランプ関税」発効時に下落しましたが5月以降は大きく上昇しました。このサイトでは今年前半は「トランプ関税」(あるいは別の「トランプ・トラブル」)を懸念してリターン目的の投資を抑えましたが年後半は増やしました。結果としては決断が遅すぎました。それでも年初から運用資産残高は約6.5%増加して(一部は含み益で所得税は未精算)、ひとまずホッとできるパフォーマンスでした。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

直近の半月と一ヶ月の両方でリターン上位にランクされたのは3銘柄(「宇宙開発」、「ドローン」、「日経半導体株」)でした。先週から引き続いてランクされた銘柄はありません。「宇宙開発」は直近の半月から三年までの全6期間でリターン上位に再びランクされました。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

直近の半月と一ヶ月で両期間ともにリターンが上位にランクされたのは3銘柄(「自働車・輸送機」、「金融(除く銀行)」、「銀行」)でした。先週に続いてランクされたのは2銘柄(「自働車・輸送機」、「金融(除く銀行)」)です。日本銀行が先週開催された金融政策決定会合で利上げを決定したことが「銀行」業種の株価上昇に繋がった様に見えます。

3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ

今週はeMAXIS Neoシリーズの「宇宙開発」を買い増しました。これで運用資産の約95%がリターン目的の投資信託への投資です。保有する7銘柄の中で基準価額が直近の最高値から5%以上下落した銘柄は1銘柄(「機械」▲6.6%)のみでした。この銘柄を継続して保有するか売却するかは来年最初の検討事項になりそうです。

4.備考・追記

4−1.このサイトの運用方針は次の通りです。

インデックス型投資信託を使いリスク(日次変動率の標準偏差)と政治経済状況を考慮して順張り高いリターン(日次変動率の平均値)を追求します
1.全運用資産を20程度の単位に分割してそれぞれを独立した単位として資産運用します。ただし、複数の単位が同じ銘柄を保有することがあります。
2.保有する銘柄が値下がりしていなくても、他にパフォーマンスの高い銘柄があれば銘柄を入れ替えて運用効率を上げます。
3.銘柄の保有期間の目安は三ヶ月から半年です。ただし、状況により購入から一ヶ月以内に売却する場合も一年以上保有する場合もあります。
4.直近の最高値から5〜10%値下りしたら当該銘柄の売却を検討します。ただし、機械的に売却することはしません。
5.預り金・MRFの代替として債権主体のバランス型投信銘柄を使います。(例:eMAXISシリーズの「マイ・ゴールキーパー」、「マイ・ディフェンダー」)
付記:運用資産とは別に100〜200万円を当座の生活資金として普通預金・現金で保有します。

4−2.アメリカのバフェット指数について新しい資料をアップロードしました。興味のある方はご覧ください。まだリサーチは継続していますから、コメントやメッセージは大歓迎です。(https://has4er.tokyo/us-site/us_buffett_indicator_05012025)日本のバフェット指数について資料を作成中です。完了したらこのサイトにアップロードする予定です。

4−3.このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。