バフェット指数グラフの更新(2023年第1四半期)

2023年4月1日時点の日本のバフェット指数のグラフを更新しました。2012年のアベノミクス以降、東証時価総額合計(青線)は名目GDPに対応する期待値(赤線)を上回っています。そのギャップは2021年第3四半期にピークに達した後は縮小を始めましたが、2022年は上下はあったものの1.70から1.76の間で変動しています。2023年第1四半期の東証時価総額合計は2022年に比べて10%程度上昇しました。同四半期の名目GDPはまだ公表されていませんが、東証時価総額合計の実際の値と名目GDPに対応する期待値のギャップは再拡大した可能性が高いようです。

四半期日本の名目GDP
(赤線、左目盛り)
東証時価総額合計
四半期平均(青線、右目盛り)
東証時価総額合計
期待値(赤線、右目盛り)
東証時価総額合計
四半期合計÷期待値
2021年第1四半期548.5719.6401.81.791
第2四半期550.7735.5404.91.816
第3四半期547.7747.4400.91.864
第4四半期541.5749.5406.01.846
2022年第1四半期552.8717.8407.81.760
第2四半期558.6708.5415.81.704
第3四半期554.2716.9409.61.750
第4四半期560.6723.8418.51.730
2023年第1四半期未公表793.8未推定未推定
名目(nominal)GDP:(季節調整済み、年率)兆円、東証時価総額合計(四半期平均):兆円

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