効率的ポートフォリオ報告(2023年6月3日)

2023年6月3日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週末に公表されたアメリカの雇用統計が堅調な内容だったり債務上限問題が解決したことから株価市場にあった不透明感が薄らぎアメリカの株価は次週も堅調に推移しそうです。日本の株価に対しても良い影響が期待できそうです。

1.eMAXISシリース(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

今週、高いパフォーマンスを示した銘柄は先週と同じ顔ぶれになりました。直近一年の基準価額のグラフも先週と同じような傾向を示しています。今年1月以降のグラフを見ると日本の株価指数をベンチマークにした銘柄(「日経225」や「JPX日経400」)や「NASDAQ100」が安定して上昇しています。一方、アメリカのハイテク系の株価指数をベンチマークにしたeMAXIS Neoの銘柄は「VR(ヴァーチャル・リアリティ)」は年初から上昇していますが、他の2銘柄(「ナノテクノロジー」、「コミュニケーションDX」)は直近一年を通した下落傾向の中で直近一ヶ月は基準価額が上昇している様子が見えます。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズの傾向もeMAXISシリーズと同様に先週と大きく変わっていません。「電機・精密」、「機械」、「商社・卸売」の3業種が高いパフォーマンスを継続しています。加えて直近一ヶ月のパフォーマンスでは「金融(除く銀行)」業種が上位に入りました。「銀行」業種を加えた金融業界全体の基準価額は今年3月の欧米3銀行の破綻を契機に急落しましたが、3月後半から金融業界の基準価額が回復し始めてそれ以降安定して上昇している様子が覗えます。

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