効率的ポートフォリオ報告(2023年6月10日)

2023年6月10日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週公表されたアメリカの新規失業保険申請数が予想を上回ったことから来週予定されているFOMC(連邦公開市場委員会:アメリカ中央銀行、FED、の金融政策決定会合)で政策金利の上昇が見送られる可能性が出ました。これを受けてハイテク系業界の株価をベンチマークにしている投資信託の値上がりが目立ちました。米アップル社のゴーグル型端末が公表されたことが株価上昇を後押ししている可能性もあります。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

従来から高いリターンを示していた「VR(ヴァーチャル・リアリティ)」と「NASDAQ100」に加えてeMAXIS_Neoシリーズの「コミュニケーションDX」、「自動運転」、「ナノテクノロジー」、「クリーンテック」の4銘柄がリターン上位にランクされました。過去一年間の値動きを見るとこの4銘柄は昨年の夏以降下落傾向でしたが、直近一ヶ月は反転しているように見えます。この上昇が今後も続くか確認する必要がありそうです。なお今まで上位にいた「日経225」は表から外れましたが、まだ高いリターンを示しています。

2.TOPIX-17(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

今年に入ってからアメリカ株式より日本株式の方が高いリターンを示していますが、今回上位にランクされた銘柄はいずれも高いパフォーマンスを示しています。特に「商社・卸売」と「電機・精密」の2銘柄は非常に高いパフォーマンスを安定して示しています。

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