バフェット指数報告（2023年11月15日）

2023年第3四半期の日本のGDPデータが公表されました。第3四半期には日本の名目GDPは前期に比べてほぼ同じレベルでしたが、東証時価総額合計は約8％上昇しました。その結果、このサイトが計算するバフェット指数も約8％上昇しました。実質GDPは年率で2.1％低下しているので、GDPデフレータで図る物価上昇率は2.1％となります。10月の東証時価総額合計は第3四半期に比べて低下していますが、11月に入ってから急速に回復しています。この第4四半期でバフェット指数が更に高くなるのか、このサイトが基準と考える「1.0」に向かって低下するかに注目です。

年	四半期	日本の名目GDP （赤線、左目盛り）	東証時価総額合計四半期平均（青線、右目盛り）	東証時価総額合計期待値（赤線、右目盛り）	東証時価総額合計四半期平均÷期待値
2021年	第１四半期	548.7	719.6	406.3	1.771
	第２四半期	551.5	735.5	41-.2	1.793
	第３四半期	548.4	747.4	405.9	1.841
	第４四半期	552.4	749.5	411.4	1.822
2022年	第１四半期	553.4	717.8	412.8	1.739
	第２四半期	558.5	708.5	419.9	1.688
	第３四半期	554.1	716.9	413.8	1.732
	第4四半期	561.4	723.8	424.0	1.707
2023年	第1四半期	574.1	739.8	442.0	1.674
	第2四半期	588.7	795.9	462.9	1.719
	第3四半期	588.5	856.3	462.6	1.851
	（10月）	期間中	829.2	未推定	未推定