効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年3月16日)

2024年3月16日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。先週にECB(欧州中央銀行)の政策決定会合が開催され、政策金利の維持が決定しました。アメリカでは今週に物価や失業率の最新データが公表されましたが、これを受けて来週開催予定のFRB(米国連邦準備銀行)のFOMC(連邦公開市場委員会:政策決定会合)で政策金利を維持することが予想されています。一方、日本では春闘で久しぶりに大きなベース・アップが実現されたことが確認されました。これを受けて来週開催予定の日本銀行の政策決定会合でゼロ金利政策の解除(政策金利の上昇)が予想されます。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

eMAXISシリーズの銘柄のリターン順位は相変わらず変動が激しくて、直近半月と一ヶ月で安定して高いパフォーマンスを示すのは「豪州リート」のみです。「豪州リート」は昨年10月頃から高いパフォーマンスが続いていますが、その理由は分かりません。正直言って「豪州リート」を買う勇気が今はありません。とりあえずが来週の日米の金融政策が決まった後のパフォーマンスで銘柄を選ぶつもりです。

2.TOPIXシリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズの銘柄で先週と今週高いパフォーマンスを示しているのは「資源エネルギー」と「電力・ガス」の2銘柄です。加えて、「銀行」と「金融(除く銀行)」も良いパフォーマンスを示しています。来週の日本銀行の政策決定会合でゼロ金利政策の解除が決まると、「銀行」、「金融(除く銀行)」業界への追い風になると思いますから、この2銘柄は今後注目です。

3.サイト・マネージャーの保有するポートフォリオ

サイト・マネージャーの保有するポートフォリオは直近半月では軒並み値下がりしています。おそらく昨年末からの急上昇の反動と思われます。そんな中でも「ゴールド」の堅調な値動きが目立ちます。ポートフォリオの見直しは来週の日米の中央銀行の金融政策決定会合の結果を見て考えたいと思います。今週に新たな投資信託の購入も売却もありませんでした。

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