効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年3月23日)

2024年3月23日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週で日米欧の中央銀行の金融政策決定会合が終了しました。概ね事前に株式市場が予想した内容で決定されました。アメリカ中央銀行(FED)は政策金利の据え置きを決定し、日本銀行は16年続いたゼロ金利政策を解除しました。それを受けて日米の株価が大きく上昇しています。今はどんな銘柄を購入しても良いパフォーマスが得られそうな気配です。この株式市場の熱気がいつまで続くか、熱気が薄れた後にどの銘柄が高いパフォーマンスを維持するか注目です。

1.eMAXISシリーズを使った効率的ポートフォリオ

eMAXISシリーズでは先週までと同様に直近半月と一ヶ月でリターン上位にランクされる銘柄の変動が激しく、安定して高いパフォーマンスを示す銘柄は「国内リート」位です。日米欧の中央銀行の金融政策決定会合以降のリスク・オン(投資家がリスクを取って株式を購入する状況)でeMAXIS Neoシリーズの銘柄の基準価額上昇が目立ちます。

2.TOPIX-17シリーズを使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズでも最近のリターン上位の銘柄の入れ替えが激しいですが、そんな中で「エネルギー資源」と「電力・ガス」の2銘柄が先週に引き続き上位にランクされました。eMAXISシリーズで「国内リート」がランク上位になったように、「不動産」がTOPIX-17シリーズでもランク上位に入りました。

3.サイト・マネージャーの保有するポートフォリオ

現在、サイト・マネージャーが保有する銘柄は先週までと変更ありませんが、今週にTOPIX-17シリーズの「銀行」銘柄を買い足しました。現在の運用比率(=投資信託の保有額÷運用資産額)は約77%です。投資信託で運用している金額の約60割が国内株式の銘柄で残りは「NASDAQ100」と「ゴールド」です。先週に比べて今週は保有する全ての銘柄が高いパフォーマンスを示しています。

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