効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年6月1日)
2024年6月1日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。先週に引き続き今週も株価の動きは冴えないものでした。アメリカのインフレーションが収まりつつある一方で、景気の悪化も懸念されます。日本では円安が続いてインフレーションの懸念が高まって、その対策として政策金利の上昇が必要になるかもしれません。いずれにしても日米の株価に期待できないようです。
1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
直近半月で今回リターン上位にランクされた銘柄にeMAXIS Neoの銘柄は2銘柄(「クリーンテック」、「水素エコノミー」)に限られました。やはり現在安定して高いリターンを示す銘柄はない様子です。また直近半月でリターンがマイナスになった銘柄が増えていることからも今後の投資信託の選択が限られることを示しています。
2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
TOPIX-17シリーズでも直近半月でリターンがプラスになったのは5銘柄(「金融(除く銀行)」、「電力・ガス」、「銀行」、「エネルギー資源」、「鉄鋼・非鉄」)になりました。必然的に残る12銘柄は直近半月のリターンはマイナスになっています。こちらもeMAXISシリーズと同様に最近の冴えない結果が示されています。
3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ
今週もサイト・マネージャーが保有するポートフォリオに変更はありません。ただ、日本株では金融関連の業種以外は値下がりが目立ってきました。来週は製造業、特に「自動車・輸送機」、の売却を検討することになりそうです。ただ代わりに購入する銘柄は見つからないかもしれません。
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