効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年6月15日)
2024年6月15日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。最近公表されたアメリカの経済指標でインフレーションの懸念が低下する一方で景気悪化の気配も見えて、金融市場ではアメリカの政策金利の低下が予想さてています。一方でFRB(連邦準備銀行:アメリカの中央銀行)はまだ利下げに慎重な姿勢を見せています。アメリカの株式市場の今後は不透明感が拭えません。同時に日本銀行は国債の保有を今後減らす方向を示しました。その結果、国債の需要が減少することで国債の市場価格が下落して日本の金利を上げる効果があって景気が悪化し株価を下げることにつながるかもしれません。
1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
eMAXISシリーズで直近半月と一ヶ月のリターン上位にランクされたアメリカ株式5銘柄(「NASDAQ100」、「S&P500」、「Slim全米株式」、「ウェアラブル」、「遺伝子工学」)と新興国株式の1銘柄(「インド株式」)でした。日本関連の銘柄が不在となっていて、最近の日本株式の不調が現れています。
2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
TOPIX-17シリーズで直近半月でプラスのリターンを示したのは4銘柄(「機械」、「電機・精密」、「素材・化学」、「情報通信・サービス他」)だけで、他の銘柄はリターンがマイナスになっています。ここにも最近の日本株式市場の不調が現れています。
3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ
今週は保有する銘柄の内、日本関連の2銘柄(「商社・卸売」、「日本高配当株式」)を売却しました。新たに購入した銘柄はないので運用資産の内、投資信託で保有する分は約67%へ低下して残りは預り金/MRFです。保有する投資信託の内、約67%が日本関連の銘柄で残りは海外の銘柄([NASDAQ100」、「コモディティ」、「ゴールド」)です。来週は更に日本株式の銘柄を売却し米国株式の銘柄を購入するかもしれません。
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