効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年8月3日)
2024年8月3日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週はアメリカの景気悪化が意識されて株価指数が大きく下がりました。アメリカ中央銀行(FED)が政策金利を下げる可能性が高まる一方で、日本銀行は7月の金融政策決定会合で政策金利を上げる決定をしてドル・レートが大きく円高に振れました。円高や金利上昇を受けて日本の株価指数も大きく下げました。
1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ
直近半月でリターンがプラスだったのは債券インデックスをベンチマークにした3銘柄(「先進国(ヘッジあり)」、「国内債券」、「新興国債券(ヘッジあり」)だけです。しかも円高の影響を排除した為替ヘッジ付きの銘柄です。直近半月と一ヶ月でリターン上位にランクされた銘柄はほぼ株式以外の銘柄になっています。今のところ購入を検討する銘柄はないようです。
2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ
先週に引き続いてTOPIX-17シリーズでリターンが半月でリターンがプラスになった銘柄はありません。当面日本株を購入することはなさそうです。
3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ
サイト・マネージャーが保有している銘柄は「銀行」を除いて直近半月のリターンがマイナスになりました。今週は大半の銘柄を売却しました。具体的にはeMAXISシリーズの「NASDAQ100」、「S&P500」、「Slim全米株式」、「JPX日経400」、「TOPIX」、そしてTOPIX-17シリーズの「電機・精密」、「情報通信・サービスほか」です。その結果、運用資金の28%を投資信託で保有し残りは預り金/MRFです。来週に残る「銀行」、「金融(除く銀行)」も売却するかもしれません。ちなみに、このサイトの投資スタイルは値上り益狙いなので当面の株価指数の下落を見越して保有する投資信託を売却しましたが、もし定額で積立投資をしている投資スタイルなら保有口数を増やす良い機会なので積立投資は継続した方が良いと思います。
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