効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年10月19日)

2024年10月19日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週に開催された欧州中央銀行(ECB)の理事会(金融政策決定会合)で利下げが決定されました。インフレ懸念が低下する一方で景気悪化懸念が強まっていることを反映しています。日米両国は10月下旬から11月上旬にかけて国政選挙や中央銀行の政策決定会合が予定されおり不透明な状況が続くと予想されます。投資判断の難しい時期が続きそうです。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

今週、直近の半月と一ヶ月でリターンが上位にランクされたのはほとんどがハイテック系の銘柄でした。これらはアメリカの業種レベルの株価指数をベンチマークにした銘柄ですが、国レベルの株価指数をベンチマークにした銘柄(例えば、「先進国株式」や「S&P500」など)で安定して良いパフォーマンスを示す銘柄はないようです。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズで直近半月と一ヶ月でリターン上位にランクされたのは2銘柄(「銀行」、「金融(除く銀行)」)だけです。まだ、なかなか安定して良いパフォーマンスを示す銘柄はないようです。

3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ

サイト・マネージャーが現在保有している3銘柄(「銀行」、「金融(除く銀行)」、「ゴールド」)のパフォーマンスは安定しています。一方で2銘柄(「インド株式」、「日経アジア300インベスタブル・インデックス」)はパフォーマンスが悪化しました。保有銘柄の見直しは来月上旬まで続きそうな不透明な経済状況が過ぎてからになりそうです。それまではこの5銘柄を保有しておくつもりです

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