効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2024年10月26日)

2024年10月26日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。日米の国政選挙の投票日が近づいて投票結果待ちの状況になってきました。日本の衆議院選挙では自由民主党の失策が続いて、政権交代の可能性が議論されています。アメリカの大統領選挙と議会選挙でも接戦が予想されています。選挙結果が判明するまで投資判断の難しい時期が続きそうです。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

今週も先週同様に、直近の半月と一ヶ月でリターンが上位にランクされたのはほとんどがハイテック系の銘柄でした。これらはアメリカの業種レベルの株価指数をベンチマークにした銘柄ですが、国レベルの株価指数をベンチマークにした銘柄(例えば、「先進国株式」や「S&P500」など)で安定して良いパフォーマンスを示す銘柄はないようです。日米の選挙が落ち着くまで株式市場の動向は安定しないかもしれません。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

TOPIX-17シリーズで直近半月でリターン上位にランクされたのは1銘柄(「銀行」)だけです。今週末の衆議院選挙で自公連立政権の苦戦が予想されていて、まだ安定して良いパフォーマンスを示す銘柄はないようです。

3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ

サイト・マネージャーが現在保有している3銘柄(「銀行」、「日経アジア300インベスタブル・インデックス」、「ゴールド」)のパフォーマンスは安定しています。一方で2銘柄(「金融(除く銀行)」、「インド株式」)はパフォーマンスが悪化しました。「金融(除く銀行)」と「日経アジア300インベスタブル・インデックス」は立場が逆転しました。保有銘柄の見直しは来月上旬まで続きそうな不透明な政治・経済状況が過ぎてからになりそうです。それまではこの5銘柄を保有しておくつもりです。

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