効率的ポートフォリオ・ウィークリー・リポート(2025年11月22日)

2025年11月22日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今週のアメリカの株式市場は下落が目立ちました。注目されていたNVIDIAの業績は良好でしたが株価は下げました。今まで株式市場を牽引していたAI関連企業の先行きが不安視されているかもしれません。日本の株式市場も日経平均5万円を挟んで大きく変動する週になりました。あとアメリカのトランプ大統領に対する風向きが変わってきたかもしれません。身内の共和党からも反対する議員の声がメディアを通して聞こえるようになりました。一年後の中間選挙に向けて波乱が起きるかもしれません。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル、ゴールド、日米高配当株式)を使った効率的ポートフォリオ

直近の半月と一ヶ月の両方でリターン上位にランクされたのは全く同じ6銘柄(「インド株式」、「新興国リート」、「新興国債券」、「コモディティ」、「先進国債券」、「新興国株式」)でした。いずれも新興国に関連した銘柄です。この6銘柄中で2銘柄(「新興国リート」、「コモディティ」)は先週に引き続いてランクされました。新興国関連の銘柄が今後は高いパフォーマンスを示すかもしれません。注目です。

2.TOPIX-17シリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

直近の半月と一ヶ月で両期間ともにリターンが上位にランクされたのは4銘柄(「エネルギー資源」、「電力・ガス」、「建設・資材」、「小売」)でした。この内3銘柄(「電力・ガス」、「建設・資材」、「エネルギー資源」)は先週に続いてランクされました。

3.サイト・マネージャーが保有するポートフォリオ

保有銘柄で直近半月と一ヶ月でリターンがプラスになったのは東京証券取引所の業種別株価指数をベンチマークにしたTOPIX-17シリーズの1銘柄(「銀行」)だけで他の保有銘柄は全てがマイナスのリターンになりました。今週はeMAXIS Neoシリーズの3銘柄(「AIテック」、「クリーンテック」、「フィンテック」)を売却しました。今週までに保有銘柄を売却して回収した資金の投資先を検討することになります。まずは新興国関連の銘柄から始めるつもりです。直近の最高値から5%以上低下したのは7銘柄中の4銘柄(「NASDAQ100」が▲5.5%、「機械」が▲6.2%、「宇宙開発」が▲9.3%、「日経半導体株」が▲12.4%)です。来週に追加で売却するかもしれません。

4.備考・追記

4−1.このサイトの運用方針は次の通りです。

インデックス型投資信託を使いリスク(日次変動率の標準偏差)と政治経済状況を考慮して順張り高いリターン(日次変動率の平均値)を追求します
1.全運用資産を20程度の単位に分割してそれぞれを独立した単位として資産運用します。ただし、複数の単位が同じ銘柄を保有することがあります。
2.保有する銘柄が値下がりしていなくても、他にパフォーマンスの高い銘柄があれば銘柄を入れ替えて運用効率を上げます。
3.銘柄の保有期間の目安は三ヶ月から半年です。ただし、状況により購入から一ヶ月以内に売却する場合も一年以上保有する場合もあります。
4.直近の最高値から5〜10%値下りしたら当該銘柄の売却を検討します。ただし、機械的に売却することはしません。
5.預り金・MRFの代替として債権主体のバランス型投信銘柄を使います。(例:eMAXISシリーズの「マイ・ゴールキーパー」、「マイ・ディフェンダー」)
付記:運用資産とは別に100〜200万円を当座の生活資金として普通預金・現金で保有します。

4−2.アメリカのバフェット指数について新しい資料をアップロードしました。興味のある方はご覧ください。まだリサーチは継続していますから、コメントやメッセージは大歓迎です。(https://has4er.tokyo/us-site/us_bufffett_indicator_05012025)日本のバフェット指数について資料を作成中です。完了したらこのサイトにアップロードする予定です。

4−3.このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。