効率的ポートフォリオ報告(2022年5月1日)
4月末時点のノーロード・インデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。今回から従来のeMAXISシリーズの全銘柄(Slimとバランス型を除く)を使ったポートフォリオに加えて、主要な銘柄だけを使ったポートフォリオも報告します。eMAXISシリーズには幅広いインデックス型投資信託が含まれており、上手く選択すれば高いパフォーマンスが期待できます。しかし、多くの金融機関で販売されていない投資信託も多く、このサイトで報告しているポートフォリオが現実的ではない面もあります。この点を考慮して多くの金融機関で扱われている主要なインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオも合わせて報告します。
1.eMAXISを使った効率的ポートフォリオ
国内、海外を問わず株式関連の投資信託のパフォーマンスが落ちており、逆に海外のREIT関連の投資信託のパフォーマンスが上がってきました。コモディティ関連の投資信託は今回もリターンの最上位ですが、数値はかなり下がってきました。更に、インフレーションの影響なのか物価連動国債の投資信託が上位5銘柄に入ってきました。効率的インポートフォリオは実質的に物価連動国債だけですが、上位3銘柄で考えるとコモディティ投資信託の一択です。
現在インフレーション対策として先進国の多くが金融引締めに向かって政策変更が始まっており、今後は新たな資産運用のフェーズに移行するかもしれません。
2.主要な投資信託を使った効率的ポートフォリオ
このサイトで考える主要な投資信託は三地域(国内、先進国、新興国)の三種の金融資産(株式、債券、REIT)を組み合わせた9銘柄を基本にして、国内株式だけは3銘柄(日経平均225、TOPIX、JPX日経 400)を含みます。11銘柄を対象にリターン上位の3銘柄を使って効率的ポートフォリオを計算しています。直近の一ヶ月から一年を通して見ると先進国REITと新興国REITの組み合わせたポートフォリオが一貫して高いパフォーマンスを示しています。
このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。
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