効率的ポートフォリオ報告(2022年9月16日)

2022年9月16日時点のインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオを報告します。先日発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)でインフレーションの減速が見られなかった事を受けて、アメリカ連邦準備銀行(FED)の金融引締政策の減速が期待できなくなり、アメリカに限らず世界中の株価は急落しました。FEDが景気対策よりインフレーション対策を重視する姿勢を明確にする中でインフレーションが収まる気配が見えません。これから暫くは株価の下落傾向が継続するように見えます。このサイトで行っているバフェット指数を基にした株価と名目GDPの分析で、名目GDPに対応する株価指数まで実際の株価が低下するかも注目です。

1.eMAXISシリーズ(+米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

直近半月のパフォーマンスではハイテク系産業を元にしたインデクス型投資信託(eMAXIS Neoシリーズ)が非常に高いリターンを示していますが、先週末のCPI公表を受けて今週だけの数日で見るとマイナスのリターンを示す産業とそれほど影響を受けていない産業に分かれています。今後、株式市場全体としてはプラスのリターンが期待できない中で、各産業を基準にした投資信託の選択が進むかもしれません。加えて今後もアメリカで金利上昇が見込まれる中で米ドルの上昇(円安)が進むかも注目です。

2.主要なインデックス型投資信託(米ドル)を使った効率的ポートフォリオ

主要なインデックス型投資信託を使った効率的ポートフォリオでは相変わらず米ドルのリターンが目立ちます。ただ、コロナ感染症の収束が見通せるようになって、先進国に比べて出遅れていた新興国関連のインデックス型投資信託のパフォーマンスが上昇するかもしれません。

対象の投資信託:日経225、TOPIX、JPX日経400、国内債券、国内REIT、
先進国株式、先進国債券、先進国REIT、新興国株式、新興国債券、新興国REIT、米ドル

このサイトのコンテンツは過去の実績をもとにした個人的な分析・意見であり、将来の成果等を保証するものではありません。資産運用は自己責任でお願いします。

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